組立部門
組み立て
組立部門は制御盤の配線、インジゲーター、乗場ボタン、ホールランタンなど昇降機を構成する様々な製品の組み立て、ハーネス、ケーブルの加工、試験や梱包作業を行います。
自動化が難しい多品種、小ロットの製品が多く、品質を保つためにも作業者の高度な専門性、技術力が要求されます。
そのため、弊社では資格取得を奨励し、取得のための勉強会を実施し専門性、技術向上に努めております。
制御盤組立
制御盤とはエレベーターに電気を供給し、自動で制御・操作する為の各種電気機器を格納した箱になります。開閉装置や各種信号装置等、エレベーター全体の制御を行います。
設計図を基に、制御用部品を組み付けケーブル、ハーネス加工品にて配線を行います。通電にて最終検査を行います。
乗場インジケーター組立
各階に設置される乗降用押しボタンとエレベーターの現在位置や進行方向を示す装置で構成されています。
設計図を基に、デジタル表示器や押しボタンを組み込み、自社製ハーネス加工品にて配線組立を行います。
ホールランタン組立
各フロアに設置される意匠品の一つでエレベーターの到着を知らせたり、どのエレベーターが次に到着するか予告する2つの機能を持つホールランタンを組み立てます。
ボックス側にLED基板を取付けて、配線を行います。カバー側にはアクリルを取り付けます。歪みや傷には細心の注意をし光漏れが無い様に確認して組み立てています。
ケーブル・ハーネス加工
各種製品に使用される、ケーブル、ハーネスの加工を行います。圧着には左図の自動電線処理機を用いる自動圧着と、手動圧着があります。
圧着した端子をコネクタに挿入する際は、手動にて図面に定められたコネクタに端子を挿入後、ハーネスチェッカーにて検査・確認しています。
照明板組立
エレベーターかご室の天井に配置される照明板を組み立てます。
試験・出荷梱包作業
配線、組立が完了した製品は、仕様書通りに動作するか試験装置にて確認し、お客様別に梱包後出荷します